土地の名義変更は、適切な手順で行えば簡単に行うことができます。土地の名義変更を行わないままでそのままにしておくと色々と不具合も生じてくるので、必要になった時にはできるだけ早めにやっておくようにしましょう。手始めに行うべきなのが、不動産登記簿の取得です。不動産登記簿とは土地が登記されているもののことで、主に所有者や抵当権の有無、用途などの情報が記載されています。
これを取り寄せることは名義変更をする上で欠かせないものですので、まずはこちらから始めるようにすると良いでしょう。続けて土地の名義変更に必要な所有権移転登記の申請を行います。この所有権移転登記とはあまり聞いたことがないかもしれませんが、現在の所有している人から新しく所有する人への権利を移転するための手続きのことです。移転登記申請書や印鑑証明書、さらには登記簿謄本などが必要となるので事前に準備しておくようにしてください。
土地の名義変更を行うと、不動産取得税や固定資産税の申告なども行う必要があります。不動産取得税とは売買価格に対して課税される税金のことで、固定資産税は所有者が年度ごとに支払う税金のことを意味します。どちらもお金が関わってくる重要な事柄ですから、変更に伴って合わせて早めに行っておくことが大事です。ここまで来たら所有権に転倒機や税金の申告に伴って手数料を支払うだけで終わります。
手数料の金額は申請の内容や面積、さらには金額によってまちまちとなりますので、問い合わせて確かめるようにしてください。